目次

ネット知識 (DNS等) に不足している筆者にとって、本ドメイン移管で躓いたポイントに関する個人的な備忘録。


状況

  • DNSもドメインもGoogle
  • Apexドメインは使用せず
  • サブドメインを2つ使用中
    • Github pagesの1レポジトリ (このサイト) とVercel

ドメイン移管のきっかけはGoogle domainsのサービス終了（売却）。

手順

基本的には下記サイトを参考に実施。

足りなかったところ、個人的に間違えたかもと思ったところをメモ。

躓いたところ

ERR_NAME_NOT_RESOLVED

参考サイトではサブドメインを使用されていない方のようで特に指摘がなかったため気づかなかったが、CNAMEの設定が引き継がれておらずページが表示できなかった。

いわゆる下記のような「このサイトにアクセスできません」というやつ。

「このサイトにアクセスできません」の画像

「このサイトにアクセスできません」と表示された時の対応 - Qiita

ネームサーバを移す際に、ちゃんとDNSレコードがすべて引き継がれているか確認する必要があった。

また、DNSレコードを見直した際、身に覚えのないもの (CNAME _domainconnect connect.domains.google.com) も含まれていたため、下記等を参考に削除した。

_domainconnect という CNAME がデフォルトで設定されていたので削除
この satococoa.dev というドメインは Google Domains で取得したものなのですが、今回 Cloudflare 上で DNS 管理するためにネームサーバを Cloudflare に向けています。

Cloudflare のネームサーバを設定する際に自動的に以下のような CNAME が設定されていました。

CNAME _domainconnect connect.domains.google.com
この _domainconnect というレコードは Domain Connectという標準に基づくもののようです。

従来ドメインを使用する SaaS 等サービスの設定は DNS の知識がないと難しいものでしたが、この標準に準拠することにより DNS の設定を自動化してくれるものと理解しました。

今回、既に DNS の管理を Cloudflare に移してしまっているので不要と判断し、当該レコードは削除しました。

新しくブログを作った - satococoa.dev

Github pagesでERR_TOO_MANY_REDIRECTS

サブドメインのCNAMEを再設定した結果、vercelの方は期待通りの動作に戻った。一方で、Github pagesでは以下のような「リダイレクトが繰り返し行われました。 cookie を消去してみてください。」というメッセージが表示され、うまくできなかった。

リダイレクトが繰り返し行われました。 cookie を消去してみてください。の画像

Google Admobのログイン or 申し込みページに飛ばない - Qiita

これは、cloudflareのサイトにも書いてあるが、flexibleだとhttpとhttpsでリダイレクトを繰り返してしまうためらしい。

なので、flexible → fullとすることで解決。